来夢来人の彩回想録

大人の色事の思ひで、回想録、考察etc.

動物みて我がふり考えよ2。何故に浮気、乱交をするのか?



アナタヲ

シンジル

アリノママ、ウケイレル

ハゲマス

ササエヌク

ココロヲ、カヨワセル





人は何故に浮気、はたまた乱交をするのかという疑問をもつ人達は多い事だと思う
その辺を動物の性行動を観察する事により少なからずご理解いただけるかと思う。
ここで観察する動物は人にもっとも近い類人猿であり、DNAでいえば99パーセント同じであるチンパンジーの性行動から考察してみたいと思う。チンパンジーあげるなら、同じ99パーセントのDNAを持つチンパンジーの近種のボノボも取り上げるべきであるが、ボノボはまた性行動を特殊に進化させてるので今回はボノボの性行動を取り入れずに考察していこうと思う。


チンパンンジーの性行動に於いて見受けられるのは、メスの発情期、発情期以外でもオスが食事となるものを分け合与える行動がみられ、発情期にはメスは身体を提供するし、発情期以外の場合でも貰った事を覚えており発情期に身体を提供する。それも1匹のオスだけでなく、多数のオスと同様の行動をするという事実
また、メスは多数の優秀な遺伝子を残すために群れ内の雌は発情期をずらしており、特定の優秀な遺伝子を他の雌に独占されない様にしている。
メスは交尾中の鳴き声を使い分ける。交尾中に他の優位の高いオスが近くにいる場合に
鳴き声をあげて気を向かせる様にしている。オスは交尾中にメスが鳴き声をあげても関心を示さず交尾に集中している。
オスは優位オスが独占するメスに対して隠れてちょっかいをだす、どうなるかはメスの気分しだい。
また駆け落ち行動がみられ、優位性が弱いオスにメスが近寄り2匹で一定期間群れをはなれる。オスがむりやりメスを叩いて連れ出しての駆け落ち。


といういくつかの性行動がみられる、メスが色々なオスと交わる理由は優位な遺伝子を多種多様な遺伝子を残す為。
また生殖行動によるリスクがメスは子供を産み育てるという部分於いて大きいために
食事の確保、子供を守る為には子供が特定のオスの子供と解らない様にするために多数の
オスと交尾をするという理由が出てくる。
また、多数と交尾するためにチンパンジーのオスの精子の量も、オス1頭を中心にメス数頭でハーレムを組むゴリラよりも多いし、形状も俗にいうキノコ型でありキノコの形の理由は他人の精子を描き出し自分の精子をメスの子宮へ届きやすい様になっているし、オスは自分の遺伝子を残さんが為に自然と多数のメスを追い求める行動になるのだが、それは基本的に食事の確保であり、群れを守る事がメスとの交尾につながるという図式が出来上がるのだ。
ざっと羅列でチンパンジーの性行動を並べてみたがどうであろうか?


言い方悪いようだが種の保存と多種多様なDNAの為という本能をもってして人は有史以前から男はメスを買い、メスは身体を売るという事は事実としてあるし、そのために多数と交尾するというをしてきたのである、単純にチンパンジーの性行動の事実を取り上げての考察だがどうであろうか?
ここには人間的な心理や感情を考えず、動物としての観ての話である。


少なくとも人間は浮気、乱交、はたまた寝取られという行為自体本来備わっているという
事実を知っておくことが重要なのではないかと思う。
このチンパンジーの性行動をすべて人間の性行動に当てはめるのは無理があるのは当然だが客観的に観る場合に於いて充分に考える価値はあると思う。


今回はここまでにしたいと思う。